スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    Bondage Model その4・タマキとボク

    1.
    「行ってくるね」
    タマキはそう言ってボクの頭を撫でると、スタジオの反対側に歩いていった。
    ボクはタマキが使っていた椅子に代わりに座り、彼女の仕事をじっと眺めるのが習慣だ。
    一声だって鳴いたりしないし、ましてスタジオの中を嗅ぎまわって皆の邪魔をするようなことは絶対にない。
    ボクは上品なネコなんだ。

    メイクさんに化粧してもらって髪もアップにまとめたタマキはとても綺麗で、普段の姿とは大違いだった。
    アパートの部屋で過ごすタマキといえば、すっぴんの顔に髪はぼさぼざで乱れ放題。
    ボクの毛並みの方がずっと素敵なくらいだ。
    いい大人になった人間のメスといえば、もっとおしゃれに気を遣うべきだと思うけどね。

    今日の撮影現場は、真っ白な背景幕の前に置かれた木製のアンティークチェアだった。
    タマキはそこに座ると、両手を頭の後ろに回してポーズをとってカメラをにらみつけた。
    カメラのシャッター音に合わせて少しずつポーズを変える。
    タマキは黒のストッキングとガーターベルトを着けていて、その上からTバックのショーツを穿いていた。
    上半身はトップレスだった。
    カメラを睨んだまま左足のガーターのクリップを外し、ストッキングを少しずつ下げて行く。
    片方の足だけ素足になると、その足をぴんと垂直に伸ばした。

    身体が柔らかいのは、タマキの持って生まれた素質だ。
    両手を胸の下で組んで、細身の身体に不似合いなほど大きなおっぱいを持ち上げる。
    そうして口を少し開け、片方の眉を少し上げぎみにして微笑んだ。
    人間のオスはこのポーズと表情に欲情させられてしまうらしい。

    「じゃ、縛るかー」
    カメラマンが声をかけると、スタッフが赤い縄を持ってきた。
    タマキはその縄で後ろ手に縛られた。
    腕だけでなく、全身に縄が巻きついてタマキを締め上げる。

    ボクはぴくりとヒゲを動かしてタマキの胸を見つめる。
    縄が食い込んでぷるんと張ったおっぱいが、ボクの好きな魚肉ソーセージにちょっと似ているんだ。
    でも、ボクは仕事中のタマキのおっぱいに飛びついたりなんかしない。
    そんなことをしたら叱られると知っているし、それに子ネコの時代に何度もタマキのおっぱいにじゃれついてそれが食べ物ではないことも分かっていた。

    「あ・・、んんっ・・」
    タマキが声を上げて、びくびく震えた。
    甘酸っぱい匂いが伝わってくる。
    これはタマキが出す、盛りのついた人間のメスの匂いだ。
    タマキは縛られて発情する。まったく不思議な習性だ。
    縛られて自由を奪われるなんて、ネコにとっては恐怖以外の何物でもないけれどね。

    タマキは首から上をすっぽり覆う全頭マスクを被せられた。
    口の部分にストローくらいの小さな穴が空いているだけで、視界を奪うだけでなく、呼吸も制限されるマスクだ。
    その上からベルトを巻いてピンで固定する。

    「ん・・、ふ・・」
    タマキを縛る縄はどんどん増えて、ほんの数センチ刻みで身体を覆うようになった。
    もはやタマキは身動きひとつできなくなり、床に転がされて喘ぎ声だけを上げている。
    それでも撮影は終わらない。
    カメラマンは転がされたタマキの周囲をぐるぐる回りながらシャッターを切り続けている。

    マスクの下から漏れる声が次第に小さくなった。
    ときおりぴくぴく動いていた指先も動かなくなった。
    たがて、ボクは両方の耳をぴくりと動かした。
    椅子から降りてタマキの側に歩み寄ると、右の前肢をタマキの足にかけて「ナア」と鳴いてみせた。

    タマとボク

    「・・お?」
    カメラマンはボクに気付いてようやくカメラを降ろした。
    「すまんな、ネコくん」

    全頭マスクを外すと、意識を失くしたタマキの顔が現れた。
    股間の部分の縄と縄の間から、甘酸っぱい香りが溢れている。
    ボクは縄に爪をかけて引っかいた。
    何度かカリカリやっていると、縄の隙間が開いて、タマキのまんこが見えた。
    ねばねばした透明な液体が溢れている。ボクはそこに舌を差し込んで舐めた。
    タマキの愛液を舐めるのはボクの習慣なんだ。

    「!!!」
    タマキはびくっと動いたけど、ボクは構わずに舌を使い続けた。
    「あ、あ、ああああっ」
    タマキが大きな声を出した。
    「あぁ・・、あん、あん、あんっ」
    ざらざらしたネコの舌はタマキにとってたまらない刺激のようだ。
    ぎちぎちに縛られた身体を激しく震わせてもがいた。
    もちろんボクはそんなことでタマキから離れない。
    縄に爪を立ててしがみつき、ぺろぺろ舐め続けた。

    「これがタマキちゃんの舐めネコか」
    スタッフの一人が驚いたようにつぶやいた。初めてボクを見たらしい。
    「いい絵じゃねぇか・・。くそっ、撮りてぇなぁ」

    でもボクを撮る人はいなかった。
    こういうシーンにネコやイヌを使うと、動物虐待だとか言ってクレームをつけてくる人がいるらしい。
    だからこの出版社では動物とのカラミの撮影は一切禁止だった。

    どこが動物虐待なんだろうね。ボクは好きでやってるだけなのに。
    だいたい、縄で縛られたタマキの方がよほど虐待されているじゃないか。
    タマキは虐待してよくても動物虐待はNGだなんて、人間は変なところに拘るんだな。

    やがてボクの舌で責められたタマキが二度目の失神をして、撮影は終わったのだった。

    2.
    言い忘れていたけれど、ボクは昔どこかの文豪が書いたネコと同じで名前がない。
    タマキはボクのことをネコちゃんとしか呼ばないからだ。
    まあボクはボクだ。名前がなくても気にしたことはない。

    ボクはまだ目も開かない状態で、公園のベンチの下のダンボール箱の中でミャアミャア鳴いていたところを、まだ高校生だったタマキに拾われた。
    そしてボクはタマキの部屋でミルクをもらい大きくなった。

    高校生の頃のタマキは、・・まあ今も変わりないけど、暇さえあればオナニーばかりしていた。
    だいたい、ボクの記憶にある一番古いタマキの姿が、ベッドの上で制服姿のままパンツを下ろして自分を慰めているところなんだから。
    タマキはオナニーをするたび気持ちよくて幸せそうに見えた。
    子ネコだったボクには、それがそれはお腹がいっぱいで幸せなのか、柔らかい毛布の上だから幸せなのか、それともウンチをいっぱい出せたから幸せなのか分からなかった。

    でもボクがタマキの部屋に来て10ヶ月ほど経った頃、小さな事件があってボクはタマキのオナニーを理解した。
    タマキがいつものように両足の間に指を当てたとき、ボクはそこに漂う匂いに気がついた。
    それは少しつーんと甘酸っぱい香りがして、ボクはとても不思議な気持ちになったのだった。
    ボクの股間から小さな器官が突き出した。
    ボクはタマキのお尻に飛び乗ると、そこに腰を押し付けた。
    「きゃっ」
    タマキが悲鳴を上げ、ボクは彼女のお尻を爪で掻いてほんの少し出血させてしまった。

    成ネコになった今では理解している。
    タマキは発情して、人間のメス特有の液体を分泌した。
    それに含まれるフェロモンが、オスとして成熟したボクを発情させたんだ。
    ボクは今も本物のメスネコの匂いを知らない。
    でもタマキの匂いならどれだけ発情しているかすぐ分かるようになった。

    ボクはタマキの匂いに慣れ、タマキにマウンティングすることは滅多になくなった。
    その替りにタマキから溢れる液体を舐めとってあげるようになった。
    タマキもボクに舐められるのを喜んで受け入れてくれた。

    タマキは高校を出ると、家を出て一人で暮らし始めた。もちろんボクも一緒だ。
    いろいろなアルバイトやパートを転々とした末に、街でスカウトされてモデルになった。
    ヌードや緊縛、ときにはAVの仕事もするモデルだった。

    彼女はボクを撮影現場に連れて行ってくれるようになった。
    タマキはネコと一緒に仕事に来るモデルとして少し有名になった。
    その頃にはボクはとても賢くて落ち着いたネコになっていたから、どんな現場でも皆の仕事を邪魔することはなかった。
    ただ一つ、タマキの愛液を舐め取ってあげることを除いては。


    3.
    この日の現場は、都心にあるホテルの一室だった。
    ボクは窓際のサイドテーブルに座って撮影の様子を見ている。
    タマキがメイクするのに使った椅子は、ちょっと斜めになっていて座り心地がよくなかったからだ。

    大きなスーツケースが床に置かれている。
    そのスーツケースのロックを解除して蓋を開けると、中に後ろ手錠を掛けられたタマキが小さくなって入っていた。
    口元はボールギャグを咥えさせられていて、垂れた涎でぐしょぐしょに濡れていた。
    タナキはこの状態で1時間近くスーツケース詰めにされていたのだ。

    もちろんタマキは発情しまくっていた。
    肩で大きく息をしながら、ときどきビク、ビクと身を震わせている。
    スーツケースを開けた瞬間に、あの匂いがボクのところまで漂ってきたくらいだった。
    でも、まだボクはタマキに駆け寄らなかった。
    タマキの匂いがまだまだマックスじゃなかったからだ。
    タマキはもっと濡れ狂うはずだ。

    「ネコくん、飼い主の具合はどうだい?」
    撮影監督の男がボクを見て聞いた。
    ふん。ボクは首を横に向けて男の質問を無視する。
    タマキ以外の人間の男に返事するなんてありえないことだ。
    男はそんなボクを見て、笑いながら「続行!」と言った。
    憎たらしい人間だ。
    タマキが本当に壊れそうになっときは、ボクが撮影を止めさせると知っているのか。

    スタッフが一斉に動いてタマキの拘束を交換した。
    手錠を外して、薄灰色の拘束衣を着せた。
    拘束衣は刑務所や精神病棟などで使われるジャケットだ。
    長い袖の先を背中に回して固定すれば、着用者の上半身の自由を完全に奪うことができる。

    ボールギャグを外し、開いた口に大量の詰め布が押し込まれた。
    「おぇっ」と嘔吐(えず)くまで詰めると、吐き出せないように折ったスカーフを噛ませ、さらに口全体を別のスカーフで3重に覆って固定した。
    さらに目元にもスカーフで2重に目隠し。
    両足の間には電動バイブレーターが挿入され、抜けないようにベルトで押さえつけられる。

    拘束はそれで終わりではなかった。
    タマキの身長ほども深さがある大きな麻袋が頭からすっぽり被せられた。
    足の甲と土踏まずの部分で麻袋の口を絞り、さらに全体を10センチ置きにベルトで縛った。
    もはやタマキは棒状の荷物だった。
    爪先だけが外に見えていて、中身が人間だと知ることができた。

    「よっしゃ。バイブ行こう」
    リモコンのスイッチが入れられて、タマキの中のバイブレーターが強弱をつけて動きだした。
    くもぐった声で悲鳴が聞こえ、爪先の足指が開いたり閉じたりを繰り返した。
    やがて悲鳴は聞こえなくなったけれど、足指はぴくぴくと動き続けている。
    麻袋全体は微動だにしない状態で、まったく地味な絵柄だけど、マニアにはたまらない状景になるのだそうだ。

    ボクは窓際のテーブルの上に座ってタマキを見ていた。
    被虐の中でじんじん感じるタマキの感覚が伝わってくる。
    何度接しても理解できない不思議な習性だ。
    でもタマキが感じていることが分かるのは、ちょっと嬉しい。
    人間のメスは責められて欲情する。
    そんなことを知っているネコは他にいないだろ?

    どれくらい時間が過ぎたんだろう。
    気がつくとタマキの意識が途絶えていた。
    麻袋の先に見える爪先はぴくぴく動き続けているけれど、
    気絶してしまったようだ。
    おっと、ボクとしたことが。

    ボクはテーブルから優雅に飛び降り、麻袋の側に歩み寄ると前肢をかけて「ナア」と合図した。
    そしてタマキの愛液を舐めるため、行儀良く座って彼女が解放されるのを待ったのだった。

    4.
    その夜は、久しぶりにタマキにマウンティングをした。
    タマキは緊縛の興奮が収まらないときなど、ボクに犯されるのを期待するそぶりをみせる。
    ボクは賢いネコだから、それを察して望みをかなえてあげるんだ。
    もちろん交尾の後に彼女の愛液をぺろぺろ舐めてあげるのも、飼い主に対するマナーとわきまえている。

    モデルデビューして3年。
    タマキは緊縛・ボンデージ系やフェテュッシュ系の仕事が増えていた。
    マニアが集まるSNSやネットの掲示板では、旬のボンデージモデルなんて呼ばれるようになっていた。

    タマキの股間を舐め終わる頃、タマキのスマホにメッセージが着信した。
    メッセージを読んだタマキはボクを抱き上げて喜んだ。
    それは事務所の女社長からで、テレビの深夜番組にタマキの出演が決まったという連絡だった。


    5.
    テレビ局のスタジオに行くと、そこにはタマキ以外の緊縛モデルが三人いた。
    三人とも18~19才で、去年までは高校生だった。モデルデビューしたときのタマキと同じだ。
    彼女たちは45分間の生放送の間、緊縛オブジェになって飾られるという。
    みんな明るくて礼儀正しかった。
    ボクには魚肉ソーセージをわざわざ持ってきてくれて、ボクはこのモデルたちのことを気に入った。

    本番60分前。
    ベテラン縄師による緊縛オブジェの準備が始まった。
    モデルたちは白いショーツ1枚だけのセミヌード。
    全員まず高手小手に縛られ、それから一人ずつ違うポーズで飾られて行く。
    一人目はうつ伏せに寝かせて逆海老縛り。膝で折った足を縛る縄と口に噛ませた縄を上から吊られて、彼女の身体は大きく反り返っている。
    二人はあぐら縛り。前で組んだ足首と胸を連結する縄が引き絞られて彼女はほとんど真二つに折り畳まれてしまった。
    最後に三人目は腰に巻いた縄で一本吊りにされ、さらに両足を閉じ合わせて何箇所も縛られた。長時間の吊りに備えて腰部の縄は体重が一箇所に掛からないように配慮されていている。

    オブジェが完成すると、次はタマキの番だ。
    番組のオープニングでは緊縛オブジェの手前にタマキが吊られて登場するのだ。
    タマキの衣装は真っ黒なブラとタイトミニのセパレートで、後ろ手に縛られた上で1.5メートルほどの高さに斜め横吊りにされた。
    頭が下に下がったきつい緊縛になるが、スタンバイの時間を含めて10~15分程度耐えればよいので、タマキなら問題なしと判断してのポーズだった。

    ライトの調整などすべてのセッティングが完了したのはオンエア7分前。
    スタジオを暗くしてスタンバイだ。
    ボクはスタジオの隅の丸椅子の上に座って、いつものようにタマキの仕事を見物する。

    番組が始まった。
    明るい音楽が流れ、スポットライトの中に緊縛された女性たちが浮かび上がる。
    モニタ画面に空中に浮かんだタマキの姿が映った。
    司会の若手芸人と女子アナが出てきて挨拶した。一緒にタマキたちを縛ったベテラン縄師もいる。
    この人は映画やドラマだけでなく、いろんなイベントやネット上で一般の女性を緊縛する活動をしていて若い女性に人気があるそうだ。

    司会と女子アナが興味深げに緊縛オブジェを見て回った。
    縄師が一体一体の縛り方を解説する。
    オブジェの一人が「キツくないですか」と聞かれて、「あ、大丈夫です」とか応えたりしている。
    タマキは宙吊りにされたままで紹介された。
    縄師に尻を撫でられて身を捩りながら 「やんっ。私、お客さんなのに、何でこんな目に会うんですか~」 とか叫んでいる。
    もちろん台本通りのセリフだ。

    コマーシャルタイム。
    タマキは急いで下され、全身を縛る縄はそのままにソファに座らされた。
    乱れた髪とメイクを手直しされる。
    横に縄師、さらに隣のソファに司会者と女子アナが並んで座り、トークのコーナーが始まる。
    緊縛されたタマキは縄師に腰を抱かれて逃れようがない。
    「いやぁ羨ましい」と司会者が言い、「私も縛られたい」と女子アナが口にする。

    ふわ・・。あくびが出た。
    スタジオの中はとても暖かくて、ボクは眠くなってきた。

    縄師が女子アナを縄で縛り始めたようだ。
    台本になかったことなのか慌てている司会者。とろんとした表情で縄師になすがままにされる女子アナ。

    後は記憶がなくなった。
    ボクは丸くなってすっかり眠りこけてしまったのだった。

    ・・
    ・・

    夢の中。
    ぎちぎちに縛られたタマキにあの縄師がムチを打っていた。
    ひと打ち受けるたびに、肌に刻まれる赤い痕。
    「きゃぁ!!」「あああ・・っ」
    激しく悲鳴を上げてもがくけれど、両足の間には透明な粘液がじくじく流れていた。
    タマキにとっての悦楽の時間。

    ・・
    ・・

    ボクは目を覚ました。
    あの甘酸っぱい匂いを感じた。

    「くっ」「ひぃ!!」
    スタジオの中央で、カメラに囲まれてタマキがムチを打たれている。
    夢の中のように緊縛はされていなくて、ショーツ1枚だけになって巨乳を両手で押さえていた。
    そして床に膝をついて、縄師の振るうムチを背中で受けているのだった。

    こんな進行だったっけ?
    ボクは少し考えたけれど、タマキからほんの少し聞いただけの番組進行などほとんど覚えていなかった。

    脇で司会者と女子アナがムチ打ちパフォーマンスを見ていた。
    女子アナは両手を胸に当てて責められるタマキを見ている。その目に光るのは涙だろうか。
    後方には、緊縛オブジェの三体が変わらないポーズで飾られている。
    あの三人は、もういったいどれくらいの時間放置されているんだろう。

    さっき感じた甘酸っぱい香り。
    それはボクが知っているいつものタマキの匂いとは違っていた。
    タマキの匂いだけではない、別の匂いが混じっていた。
    すぐにオブジェの三人の匂いだと分かった。
    よく見ると、三人とも肌を薄くピンク色に染めて小さく震えているのだった。

    ぶるぶる。
    ボクも身を震わせ、耳をぴんと立てた。
    もっと近くでよく嗅ぎたい。許してくれるなら舐めてみたい。
    ボクはタマキよりも、オブジェの三人の方をじっと見ていたのだった。

    ・・
    ・・

    「お疲れ様でしたー!!」
    放映が終了して、タマキがボクを手招きした。
    ボクはタマキの元に走り、タマキの胸に抱き抱えられた。
    タマキはトップレスだから、おっぱいを隠すブラの代用にされたのかもしれない。

    そこはタマキのメスの匂いに満ちていた。
    ボクは我慢できずに抱かれたまま暴れ、前肢を伸ばしてショーツに爪をかけた。
    「きゃん!」
    ショーツがずるりと膝まで下りた。
    ボクはひらりと飛び降り、その場で尻餅をついたタマキの股間に顔を埋める。

    おお~っ、始まったぞ。
    スタッフたちがにやにや笑いながら集まってきた。
    「こらっ・・。や、やめ。・・ああぁん」
    タマキの身体から力が抜けて、ボクの思いのままになった。
    とろとろ流れる愛液を舐め取る。
    昔から良く知っているタマキの味だった。

    「あっ・・」「はぁ・・」「くぅっ・・」
    別の声が聞こえた。
    顔を上げると緊縛オブジェの三人が解放されていた。

    そうだ、あの匂い!
    ボクはタマキの両足の下から飛び出して、三人の元へ走っていった。

    「あら♥」
    ぐったり座り込んでいた一人が嬉しそうな声を上げた。
    ボクは彼女の膝に前肢をかけた。
    「やだぁ♥ この子」
    笑いながら両足を開いてくれたところに鼻を突っ込む。
    タマキよりもずっと峻烈な匂いだった。
    これがタマキとは別の人間のメス。
    期待を込めてショーツの隙間から舌を差し入れた。

    「ぴぎい」
    全身の毛が逆立った。
    すさまじい苦味と酸味にボクは1メートル以上ジャンプして下がった。
    ボクは初めて知ったのだった。人間のメスが発情して分泌する液体は、一人ひとり違う匂いと味だということを。

    皆が大笑いしている。
    タマキも、ついさっきまで緊縛展示されていたモデルたちも、ボクを見て笑っている。
    ボクは何が面白いんだという顔でスタジオの反対側まで駆けて行き、物陰で丸くなると必死に前肢を舐めたのだった。



    ~登場人物紹介~
    ボク  : 5才のオスネコ。タマキに拾われて育った。
    タマキ : 22才。高校を出てヌード/緊縛モデルになった。
    緊縛オブジェたち : 18~19才の女の子三人。

    久しぶりの更新です。
    11月中は更新しなかったのにもかかわらず、アクセス解析を見れば今までと変わらないPVをいただいたようです。
    ありがとうございました。
    本話は出張中のホテルで書いたものです。
    自宅ではほとんど書けない状況ですが、出張先のホテルなら(飲み会をホドホドにしさえすれば^^)書けると判りました。

    さて、動物が主人公のお話は初めてかもしれません。
    ネコの語り口は有川◯さんの小説を真似(わわわ)インスパイアされました。
    いろいろな拘束シーンはネットで見た緊縛イベントなどを元ネタにしています。
    深夜番組の緊縛も、私の小説がお好きな人なら「あれか」とお判りになるかもしれません。
    最後に挿絵のネコは、ネットのフリー画像を参考にさせてもらいました。

    緊縛した女の子を飾る(触ったり苛めたりぜすに、眺めるだけ)妄想はやはり楽しいですね。
    こういう妄想は男だけがするのかと思っていたら、某SNSで「女の子をずらりと柱に縛って、お茶を飲むパーティしたい」(意訳)なんて書き込みを女性がしているのを見て、大いに喜んでしまいました。

    <追記>
    別記事でも書きましたが、記事の公開でブログ更新不可の状態が続き、更新がさらに遅れました。
    大変申し訳ありませんでした。




    関連記事
    スポンサーサイト
    [PR]

    [PR]

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    82475

    Author:82475
    女性の拘束に関わる小説/SSと
    落書きを書いてます。

    更新案内と目次


    自己紹介
    メール送信/コメント投稿について

    カテゴリ
    最新記事
    最新コメント
    ブログ内記事検索
    (コメントの検索はできないみたいです)
    リンク

    ◎pixiv

    pixiv 82475のpixivページ
    R-18/R-18G 閲覧設定していないと見れません。

    ◎検索サイト

    駄文同盟.com
    駄文同盟.com


    ◎このブログへのリンクについて

    リンク、ブックマークは
     http://82475.blog15.fc2.com/
    へお願いします。
    「いつか感じたキモチ」 バナー
    メールフォーム

    名前:
    メールアドレス:
    タイトル:
    本文:

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。