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    俺とヒメノの生徒会事件簿(3/4)

    10.
    俺とヒメノは3年生になった。
    進級したといっても生徒会役員の任期は11月から翌年の10月までだから、俺達は生徒会長と副会長のままだ。
    4月の入学式では、歓迎の挨拶をする生徒会長の姿が演壇の陰でほとんど見えないことに、新入生と保護者達が驚いたりした。

    生徒会役員の定例会が早めに終わり、皆が帰った後。
    いつものようにヒメノが閉じ込めをねだってきた。
    俺はロッカーからビジネスバッグを出してくる。
    生徒会の備品として購入したものだ。
    公務外出のためという名目だけど、本当の目的はもちろんヒメノを詰めるためである。
    A3サイズ。長さ45センチ、幅30センチ、高さ35センチ。
    「入れるかしら?」
    「せっかく買ったんだから入ってくれないと困るよ」

    バッグの蓋を開けて、ヒメノが中に尻をついて入った。
    右の膝を入れて慎重に位置を決め、その後で肩と頭を入れた。
    「お、いけるじゃん」
    「ん」
    左足を爪先から刺し込み、膝を押し込む。
    最後に右足の爪先だけがはみ出していたのを、左手でねじ曲げて収納した。
    「どう?」
    「だいじょーぶ。・・閉めて」
    「おし」
    俺はバッグのジッパーを閉める。
    どこもつっかからずにスムーズに締まった。
    まったく大したものだ。ヒメノはどんどん柔らかくなっているんじゃないか。
    俺は中のヒメノによく聞こえるように、かちゃりとジッパーのロックを掛け、ダイヤルキーを回して施錠した。

    俺はビジネスバッグのショルダーストラップをよいしょっと肩にかけて立った。
    ヒメノは体重30キロそこそこしかないけれど、肩にかけるとずっしりと重量を感じた。その重さが愛おしい。
    生徒会室を出て廊下を進んだ。
    「あれ? 愛妻のミニモト会長は?」
    「知らないよ。もう帰ったんじゃないか?」
    すれ違ったクラスメートに冷やかされるのもすっかり慣れっこになっている。

    俺がやってきたのは、体育館の半地下にある体育倉庫だ。
    どうして体育倉庫かというと、滅多に人の出入りがなくて見つかりにくいのが一つの理由。
    そして「えっ、倉庫っ? 私、本当に荷物なんだぁ~」と言ってヒメノが目を輝かせたのがもう一つの理由である。
    ぎぃ。
    重い鉄の扉を開けて倉庫に入る。
    中は埃っぽい匂いがした。
    一番奥の棚にバッグを乗せ、『仮置き中、触るな・生徒会』と書いた札をつけた。
    ふう。一息ついて目の前のバッグを見る。
    こんな中に人間が収納されてるなんて、誰も信じないだろう。
    「じゃ、ね」
    軽くバッグを叩いて、俺は倉庫を出た。
    ヒメノに聞こえるようにがちゃんと音をたてて鉄扉を閉め、閂(かんぬき)をかけた。
    下校時間まで2時間ほど。ヒメノはどんな気持ちで過ごすだろうか。

    11.[体育倉庫の出来事]
    ぎぃ。
    扉が開いて人影が入ってきた。一人、二人。
    「ここなら誰にも聞かれません」
    「ふむ」
    「例の、男のことですか?」
    「使い物にならない男だったな。せっかく撮った写真まで押収されてしまったとは」
    「仕方ありません。たまたまボーイフレンドが一緒にいたようで」
    「そういう事態も含めて、うまくやって欲しいものだ」
    「私はただの教育者ですよ。そんなコントロールができるはずないでしょう。・・で、これからどうされるのですか?」
    「しばらく鳴りを潜める。あまり目立つと警察も本気になるしな。あの娘は3年生に上がったところだから、まだチャンスはある」
    「そのときは、もうこんな役割は勘弁して下さい」
    「ふむ。やはり『餅は餅屋』だな。しかるべき専門家を探そう」
    「それを言うなら『蛇の道は蛇』でしょう。凄みが違います」
    「確かに。・・言うのぉ、越後屋」
    「いえ、私はそんな立場では。御奉行様」
    やがて二人は体育倉庫を出て行った。
    鉄の扉が締まり、閂の掛かる音。
    倉庫の棚には『仮置き中、触るな・生徒会』と書いたビジネスバッグが置かれたままになっていた。


    12.
    バッグから出したヒメノが口をぱくぱくさせている。
    「越後屋なのっ、お奉行様なの!」
    何を言っとるのだ、こいつは。
    「よく分からないが、もし物足りなかったのなら謝る」
    「あ~んっ、違うよぉ」
    「とりあえず、今日のところはこれで勘弁してくれ」
    「きゃ」
    俺はヒメノを後ろから羽交い絞めにした。
    平らな胸を両手で押さえる。よぉし。レディ、ゴー!
    「あぁっ! あああ・・」
    こいつは賓乳でもそこそこ感度はあるから、よく揉み込めば喜ばせてやることができるのだ。
    「はぁ、はぁぁあん」
    ヒメノの膝から力が抜けた。
    そのまま崩れ落ちそうになるのを支えて、椅子に座らせる。
    よっしゃ。一丁上がり。
    「満足してくれたかな?」
    「うん、よかったぁ・・って、だから違うんだってばぁっ!!」
    へ?

    ヒメノの説明を聞いて、俺はようやく事態を理解した。
    体育倉庫で会話していた二人。
    偉そうにしていたおっさんは誰か分からないが、もう一人は絶対に校長の声だとヒメノは主張した。
    「梅田さんって人はただの実行犯なんだよ。別に黒幕がいるの!」
    「そうか」
    「捕まえなきゃ!」
    「どうやって?」
    「えっと、・・校長先生に聞いて」
    ぷっ。
    「ああっ、笑ったなぁ。人のことそんな風に笑う人は、自分も笑われんだぞぉ」
    「ごめん」
    ぷりぷり怒り出したヒメノの頭を押さえてとりあえず謝った。
    小学生みたいなこいつが小学生みたいに怒ると、本当に小学生にしか見えない。
    もっとイジってやりたいところだけど、今は遊んでいる場合ではなかった。
    「あのさ、そのおっさんっは、しばらく鳴りを潜めるっていったんだろ」
    「うん」
    「だったら、こっちも慌てないで、よく考えよう」
    「・・うん」

    13.
    突然訪れた俺達に、吉岡久美子さんは機嫌よく会ってくれた。
    「初めまして。五十日高生徒会長の美樹本です。彼は、副会長の佐田くん」
    「まぁ、ちっちゃくて可愛い生徒会長さんねぇ」
    「はい。ミニモトなんて呼ばれてます」
    「あはは。・・それであたしに聞きたいことって?」
    「実は、梅田三郎さんのことで伺いたいんですが」
    俺が切り出すと、吉岡さんの顔が曇った。

    吉岡さんは五十日高校の卒業生で、今は看護師をしている。
    4年前の梅田の痴漢冤罪の当事者だった人である。
    俺達は学校の記録と卒業生名簿を調べて吉岡さんに会いにきたのだった。
    本当は梅田と直接話したいところだったけれど、梅田は拘置所にいて面会も簡単ではなかったのだ。

    「・・あの人には悪いことをしました。あたし、カッとなってこの人チカンです、なんて叫んだのよね」
    吉岡さんは梅田が失職したことも知っていた。
    「梅田さんって、どんな人かご存知ですか?」
    「ええ。本当は優しい人よ。ちょっと変わった趣味があるけれど」
    「緊縛ですよね」
    「知ってるの?」
    「まぁ、いろいろありまして」
    俺達は女生徒誘拐のことを簡単に説明した。
    報道されてない事件だから、吉岡さんは当然何も知らなかった。
    「ええ!! あの人がそんなことを!? ここしばらく連絡が取れないと思ってたら」
    「え」
    今度は俺達が驚いた。
    「連絡が取れないって?」
    「実はあたし、梅田さんとお付き合いしてるの」

    痴漢事件の後、梅田が無罪釈放されてから、吉岡さんは個人的に梅田と会うようになった。
    最初は謝罪の気持ちだったけれど、やがて梅田の人柄に惹かれたという。
    付き合うといっても毎日会う程ではなく、月に1回デートする程度の関係。
    「最後に会ったときは元の勤め先に戻れそうだって言ってたから、喜んでたのに」
    「そうですか。じゃ、梅田さんがウチの高校の女生徒に恨みを感じてた、というのは」
    「そんなこと、絶対にありません!」
    吉岡さんははっきり言った。
    俺はヒメノと目配せをする。・・やっぱり梅田は真犯人じゃない。

    「梅田さんとお付き合いされていること、他に誰か知っている人はいますか?」
    「いないと思うわ」
    「今のお話ですが、もしお願いしたら、警察で証言してもらってもいいですか?」
    「もちろん!」
    「ありがとうございました」
    俺がお礼を言った後、ヒメノが吉岡さんに聞いた。
    「・・あの、ちょっと聞きにくいことですけど」
    「はい?」
    「お付き合いしていて、梅田さんは、あなたを縛ってくれましたか?」
    こら、ヒメノ。何てこと聞くの。
    俺は吉岡さんが怒り出すんじゃないかと思ったが、吉岡さんは微笑みながら答えてくれた。
    「ええ」
    「そうですか。・・よかったですね、本当に」
    ヒメノも微笑んで言った。
    「もしかして生徒会長さんも、あたしと同じかな? お相手はお隣の彼?」
    「えっと、それはご想像にお任せします」
    「そっか。うふふ」「あはは」

    この二人は何を通じ合っているんだろう。
    気持ち悪かったが、どうやらうまく話ができたみたいでよかったと思った。

    14.
    「んっ」
    手首と足首を背中でまとめて縛って、一本の縄で吊るす。
    ヒメノの体がしなって、ふわりと浮き上がった。
    駿河問いという吊るし方だ。
    ヒメノの駿河問いはネットの画像で見る駿河問いよりずっと厳しく見えた。
    膝の曲がりが小さくて、その分逆海老に折れ曲がった腰の角度がずっと大きいのだ。
    たぶん120度かそれ以上。
    そんな体勢なのに、ヒメノはさほど辛そうでもなくけろっとした顔をしている。
    「キツイか?」
    「ん、平気」
    さすが、ヒメノだ。

    今日は俺の親が留守なので、ヒメノを俺の部屋で縛ることにした。
    制服を脱がせてブラとパンツの下着だけにして、ぶら下がり健康器に吊るしたところである。
    俺は椅子を持ってきてぶら下り健康器の下に置いた。
    ふむ。
    椅子に座ると、俺の膝の上30センチの空間に逆海老になったヒメノが浮かんでいる。
    俺はゆったり座ったままでヒメノのどこにでも悪戯できるのだ。
    まずは一本縄で吊られたヒメノをくるくる回しながら、体のあちこちを撫でまわしてやろう。
    「やだ、くすぐったい・・」
    元々無駄な肉と脂肪がほとんどない上に、逆海老に吊られて緊張しているから、こいつの体はどこを触ってもよく締まっていた。
    ぷにぷにした女が好きな奴には物足りないかもしれないが、俺にとっては頃合の触り心地である。
    「はぁ・・ん」
    撫でまわすうちに感じてきたようだ。
    人差し指と中指を顎に当てて、ぐいっと持ち上げてやる。
    「んっ」
    顎が上がって、体全体がいっそう反り返った。
    「どんな気分?」
    「弄ばれてる。ジュンジの思いのまま。・・たまらないよ」
    「そうか。よしよし」
    俺はほくそ笑んだ。
    「ところで、梅田のことだけどさ」
    「・・え? またそんな話をここで?」
    「だからいいんだよ。ヒメノはもう俺の思いのままなんだから、逆らわずに言う通りにする。いい?」
    「・・はい。従います」
    「よし。・・それで、誰かが梅田をそそのかしたってことはもう確実だよな」
    「・・うん」
    「それが誰ってことだけど」
    「やっぱり校長先生に直談判するしかないんじゃ」
    「だから、そんなことしちゃヒメノが危険だって言ってるだろ」
    俺はヒメノのへそのあたりに指を当てて突き上げた。
    「ひゃん!」
    ヒメノの体がバネで弾かれたみたいに跳ねた。
    お?
    もう一度、今度はへその中にしっかり指を入れて、ぐりぐりしてみた。
    「あ、あ、あ・・、止め、止めてっ、お願い」
    逆海老の体がぐねぐねと動いた。
    「お前、へそが弱かったっけ?」
    「知らないっ」
    しからば今度は、机にあったボールペンの後ろを差してみた。
    それっ、それ。それっ、それ。それそれそれ。
    「やや、や。やや、や。やややややや」
    なるほどなるほど。
    面白かったから、いろんなモノで試して遊んでしまった。

    15分後。俺達は二人はぐったりして、はぁはぁと息をしていた。
    「ヒメノ。大丈夫か?」
    「ん。・・大丈夫だけど、手首がちょっと痛い」
    よく見ると手首と足首から先が薄く紫色になっていた。
    俺はヒメノを床に降ろして、縄を解いてやった。

    「はぁ・・ん」
    ヒメノはとろんとした顔で笑いながら、俺に抱きついてきた。
    平気そうだな。よしよし。
    俺はヒメノをひょいと抱き上げると、ベッドに放り投げた。
    「きゃん」
    小さくて軽いから、こういうことが簡単にできて便利だ。
    ほっぺたを膨らませているヒメノのブラとパンツを脱がせる。
    おお、ぺたんこの胸でも一人前に乳首を立てているではないか。
    可愛いのぉ。

    ・・あれ? えっと、何か大事な話をしてたような。
    まあ、いいか。
    俺はヒメノに覆いかぶさってキスをした。

    15.
    体育倉庫で校長先生と一緒にいた謎のおっさん。
    その正体を知る機会は案外早くやってきた。

    各高校の生徒会役員が集まる地区生徒会連合会議。
    市役所の会議室で、俺とヒメノは並んで座っていた。
    俺の足元にはあの公務外出用のA3ビジネスバッグがあって、もちろん中身は女の子ではなく資料が入っている。
    次にこのバッグにヒメノを詰めるときは学校の外に放置したら楽しいかななんて、ぼうっと考えてたら、突然ヒメノに肘をつつかれた。

    「あの声。絶対にあの人っ。間違いないよ!!」
    ヒメノが指差す方では、県教委のお偉いさんが挨拶のスピーチをしていた。
    低い声でゆっくり喋る、ちょっといかり肩のおっさん。
    俺達はようやく本当の黒幕を見つけた。
    そいつは、十河巌(そごういわお)という名前だった。

    16.
    相手の立場が分かったら俺達の行動は早かった。
    会いたい日時を指定して、匿名で十河教育長に手紙を送った。
    別の手紙を校長先生にも出した。
    「勝手に時間まで決めて、向こうのスケジュールは合うのかしら」
    「事件のことを匂わせておけば無理にでも来てくれるさ」

    問題は、俺達には吉岡さんの証言を含めて状況証拠しかないことだった。
    そもそも、ヒメノが鞄に入って十河と校長の会話を聞きました、なんて言って信用してもらえるはずがない。
    中途半端な探偵気取りをするより、大谷先生に助けてもらった方がいいんじゃないか。
    そんな相談もしたけど、大谷先生に職を賭けて一緒に戦ってもらうことはできないから、結局は出たとこ勝負で行くことにした。
    ただ、協力者は必要だ・・。

    「誘拐事件の犯人が別にいるんですか!」
    生徒会室で俺達の説明を聞いて、会計の根本さんと書記の恵那原さんが驚いている。
    彼女達は、俺達と被害者の外川さんと奈良井さんを除けば、誘拐事件のことを知るただ二人の生徒だ。
    「それで、もし私が犯人を捕まえようって言ったら、協力してくれるかしら?」
    ヒメノが二人に聞いた。
    「あなた達に迷惑がかからないとは言えないから、無理にとは言わないわ」
    ごくり。
    俺は固唾を呑んで見守る。
    「もちろん、喜んでお手伝いします!」恵那原さんが答えた。
    「あたしも」根本さんも答えた。
    「ありがとう!」
    俺はみんなに作戦を説明した。

    続き




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