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    Sisters 第7話(2/2)・女縄師のお仕事 ~高院遥の華麗なる24時間~

    スタジオに入って榊と合流する。
    出演者らしい少女が白いブラウスの制服を着て不安気にパイプ椅子に座っていた。
    「あの子だ。こういう仕事は初めてらしい」
    「ははぁ」
    「縛りは2カットだけ。ただし二つ目は逆海老の吊りで、ワイヤを使って補助吊架(ちょうか)するそうだ」
    「ワイヤって何ですか?」
    「そうか、お前は知らないか」
    ワイヤ吊架とは、女優の衣服の下に着用したハーネス(ベルト)に細いワイヤをかけて吊るすテクニックである。
    緊縛されての吊りシーンの撮影では、ライティングの調整やカメラテストなどの間、女優はかなり長い時間吊られたままで過ごす必要がある。
    これを縄で縛っただけで吊られ続けるのは大変に厳しいので、このような方法を併用するのである。
    またカットの合間で休憩する場合、一度縄を解くと縛り直したときに縄の形が変わってしまう問題があるが、これも緊縛したままワイヤ吊架することで解決することができる。
    画面に写り込んだワイヤは後で画像処理で消去するので、視聴者には縄だけで吊られているように見える。
    注意すべきは、ワイヤに体重をあずけていると縄だけで吊られた場合と比べ不自然なポーズになるので、本番の撮影時だけはワイヤを緩めて縄だけで吊する必要があることである。
    近年、デジタル処理が珍しくなくなって、テレビや映画の吊りシーンではこのような方法が一般的になってきたという。
    「へえ。ドラマの撮影って、そんな技術があるんですか。面白いですね」
    「所詮フェイクだから俺は好きじゃないがな。プロの女優ならワイヤなんぞに頼らず最後まで縄で吊られろ、と言いたいよ。昔の目活映画じゃ、どんな女優も逆さ吊りのまま何時間でも耐えたもんさ」
    「本当ですか?」
    「細かいことは気にするな。えっと、ワイヤ併用するときは、縄の方も注意して掛けないとワイヤが切れたりして危険だから注意が必要だ。せっかくだからハルカもよく見ていけばいい」
    「はい。・・あの、私、今日はそれだけで呼ばれたんじゃないですよね?」
    「おう、そうだ。悪いがあの子についていてくれるか。ここの現場、無神経なことに、衣装からメイクまで全部男しかおらんのだ」
    「あ、本当ですね」
    「17の娘が生まれて初めて縛られるんだ。女のスタッフが傍にいて欲しいと思うだろ?」
    榊の気配りに遥は少し感動する。さすか、私の師匠だ。
    「先生、優しいですね。・・私、今、お嫁さんにして下さいって、お願いしたくなりました」
    「ぶはははっ。アホか。こういうときに調子が良すぎるのがお前の困ったところだ」
    「えへ、すみません」
    「あの子の気持ちをほぐしてくれたら、何なら最初の縛りはハルカにまかせるから」
    「え、させてもらえるんですか!?」
    やったね。テレビでお仕事するのは初めてだ。
    ・・
    少女は近づいてきた遥に気付くと、弾かれるように椅子から立ち上がって挨拶した。
    「おはようございます!! 佐竹由依(ゆい)ですっ。よろしくお願いします!」
    「高院遥です。ハルカって呼んで下さいね。・・あ、そんな堅苦しくしなくてもいいから、座って」
    90度のお辞儀で静止している由依を椅子に座らせる。
    「えっと、由依ちゃんは17才だって? 高校生?」
    「はい。高2です。・・実はテレビのお仕事、初めてなんで、すごく緊張してます」
    うっひゃあ。初々しいなぁ。それによく見たら可愛い子♥。こんな子を縛ってもいいのかしら。
    「私もテレビで仕事、初めてなんですよ」
    「あ、そうですか。えっと、ハルカさんは何のお仕事ですか?」
    「あ、私、緊縛の担当です。由依ちゃんを縛る」
    「え? あたし、縛られるんですか?」
    「そうよ。・・知らなかったの?」
    「何も聞いてません。ただ、事務所でテレビのお仕事やる?って言われて、ハイって応えて来ました」
    由依は急に不安そうな表情になる。
    「あたし、どんな役なんでしょうか?」
    この子はそれも知らないのか。
    「えっと、確か、誘拐された女子高生の役だって聞いたけど、それ以上は私も知らないなぁ」
    「誘拐ですか。・・あ、あの、裸になるんでしょうか!?」
    「それも、聞いてないけど」
    由依は顔を真っ赤にして、自分の胸の前で両手を握り締めた。
    「あ、あ。ハルカさん!」
    「は、はい!」
    「あたし、裸になってもいいですっ。乱暴されてもいいですっ。・・どんな役でも頑張りますから!」
    必死の形相だった。
    「由依ちゃん・・」
    遥は理解した。この子にとってはようやく巡ってきたチャンスなのだ。
    芸能事務所に所属していて17才で初めてのテレビ出演とは、多分、遅すぎるデビューなんだろう。
    だから、再現ビデオでほんの少し登場するだけの汚れ役でも、頑張るしかないのだ。
    「大丈夫」遥は由依の手を両手で握った。
    「今日は最後まで私がちゃんと世話しますから、由依ちゃんは自分のできることを精一杯頑張ってね」
    「はい!」由依はすがりつくような目で、遥の手を握り返した。
    ・・
    遥は麻縄の束を持ってきた。
    まず由依の手首を背中で縛って自由を奪う。
    後は見た目のギチギチ感を表現するために、足首から胸の上にかけて10センチ刻みで徹底的に縄を施す。
    「はぁ~」由依が大きな息をつく。
    「痛くない?」
    「はいっ。大丈夫です」
    突然、由依の姿に妹の絢がかぶって見えた。
    2ヶ月ほど前、遥は偶然再会した絢を縛ったのだった。
    あの子、まだ変なアルバイトしてるのかしら。
    絢も由依と同じ高校2年生だ。そういえば絢ももうすぐ17の誕生日だな。
    プレゼント、贈ってあげようか。
    ・・いけない。今はお仕事。
    遥は頭を振って絢のことを忘れ、由依の緊縛に集中する。
    「この後、目隠しと猿轡もするからね。返事は首を振って頷くだけでいいから」
    「はいっ」
    「じゃ、口開けて」
    「はいっ」
    由依の口にハギレを大量に押し込む。
    「深呼吸、鼻でしてみて。・・はい、大丈夫ね」
    ガムテープを長めに切って口の上から貼った。
    由依は顔を真っ赤にして鼻で呼吸をしている。
    その顔が遥を見上げた。左の目に涙が溢れてぽろりと流れた。続いて右目からも流れる。
    うわぁ。・・駄目だよ由依ちゃん。私、そういうのに弱いのに。
    思わず由依を抱きしめたくなる衝動をこらえた。今、私が抱いたらこの子絶対に大泣きしちゃう。
    心を鬼にして言った。「目隠しします」
    長い白布を折り込んで由依の目を覆った。
    「後は、もう何もしなくていいわ。ただ、なされるがままに従って。・・いい?」
    目隠し猿轡の由依の頭がこっくりと前に振られた。
    よし。大きな声で報告する。
    「緊縛、オッケーです!」
    遥の作業を待っていたスタッフ達が一斉に動き出した。
    ・・
    「3、2、1、スタート!」
    薄暗い倉庫の扉が開き、犯人役の大柄な男性が入ってきた。
    男性は肩に大きな麻袋を担いでいる。
    袋の口から見えているのは、片足だけローファーを履いた女子高生の足。
    どさり。その袋が無造作にコンクリートの床に投げ出される。
    男性は袋の口を解くと、袋の反対側を両手に持ち、乱暴に振って中身を出した。
    全身をがんじがらめに縛られた女子高生がごろりと転がり出た。
    カメラは女子高生の横顔を捉え、そのままズームする。
    少女は目隠しと猿轡を施されていて、その表情を見ることはできなかった。
    ただ、彼女の肩が細かく震えていた。
    横顔から肩、後ろ手に縛られた手首、腰、太もも、膝、爪先。
    少女の全身がゆっくりと舐めるように映し出された。
    「カーット!!」
    スタッフがモニタの回りに集まって映像をチェックする。何度も再生し直して、細かい造作が確認された。
    この間、由依は床に転がされたままである。
    もしNGであれば、即座に麻袋の中に戻されてリテイクになるのだ。
    この撮影はテイク4。つまりもう3回NGとなっていて、彼女は20分近く目隠し猿轡のままである。
    由依が精神的に限界に近づいていることは皆が分かっていた。
    これ以上NGが続くようであれば一度休ませてあげないと、撮影継続は無理だろう。
    「はい、OK!」現場にほっとした空気が漂う。
    遥が駆け寄って、由依の拘束を解放した。
    目隠しを外された由依は涙をぼろぼろ流していた。
    「由依ちゃん、偉いね!!」
    遥が抱きしめると、由依も遥に抱きついて背中を震わせた。
    ・・
    30分休憩して次はワイヤによる吊架のシーンの撮影である。
    由依は制服の下にハーネスを装着させられ、腰の左右に2本のワイヤを架けられた。
    ワイヤ操演スタッフのチェックOKが出ると、今度は縄師の榊の出番になる。
    榊は黙々と由依の身体に麻縄を掛けて行く。その横で遥が師匠の仕事を見ている。
    「い・・」背中で捻った腕に縄が食い込むと、由依が苦しげな声を上げた。
    「すまんな、お嬢ちゃん。ここは緩むと危険だから、ちょっと強く締めるよ」
    「は、はい」
    上半身は胸の上下と二の腕の内側を通る縄で支えるようにし、その上から腕を縛って動かせないようにした。
    そして膝と足首をしっかり合わせて縛り、下半身の体重を受けられるようにする。
    腰は縄は施さずにフリーの状態なので、ワイヤを緩めると支えがなくなって、由依の身体は逆海老にしなるはずである。
    この日初めて縛られる17才の少女には可哀相だが、本番シーンの数分間だけは耐えてもらうしかない。
    「由依ちゃん、頑張ってっ」
    遥が声をかけると、由依は遥を見て少し笑った。
    その目からぽろりと涙がこぼれた。
    「じゃ、吊るよ!」
    ワイヤと縄が同時に引き上げられると由依の身体がふわりと浮かび上がった。
    そのまま上昇し、床から2メートル以上の高さで固定された。

    由依ちゃん待機中 由依ちゃん本番撮影中

    ・・
    ライティングとカメラのポジションの調整、そして犯人役の立ち位置の打ち合わせが続く。
    その間、由依は空中でぽつんと吊られたままである。
    カメラテストが済んで、ようやく本番撮影が始まったのは1時間も後だった。
    なるほど。これは確かにワイヤが必要だわ。遥は納得する。
    プロの緊縛モデルならまだしも、これほどの時間を普通の女の子が吊られて耐えるのは無理である。
    スタッフが由依のワイヤを調整している。
    遥は榊と並んでその様子を見ている。
    「あの娘、難しいかもな」榊がぽつりと言った。
    「難しいって?」
    「んー、縛ってて思っただけだが、ナイーブだし感情が表情に出すぎる。女優としては厳しいかもなぁ」
    「!!」
    遥は驚いた。師匠は縛るだけで、そんなことが分かるのか。
    「・・じゃ、由依ちゃん。腰の支えを外すよー」
    「え? あ、はいっ」(あ、あたし、どうなるの?)
    由依を縛った縄はそのままに、ワイヤだけがゆっくりと降下した。
    え? え? あ、あ、あ・・。
    ワイヤとハーネスで支えていた体重が前後の縄に移動した。
    みし。縄が軋む音が聞こえた。
    少女の身体が残酷な逆海老にしなり、その顔がみるみる苦痛にゆがむ。
    「・・やあぁっ!!」
    すぐにワイヤが引き上げられた。由依の姿勢が元に戻る。
    榊と遥が駆け寄った。「縄は問題ない」縄の状態を見て榊が言った。
    行ける? スタッフが由依に聞く。
    「はぁ、はぁ、すみませんでしたっ。もう一回お願いします!!」由依が答えて、再びワイヤが緩められた。
    「だ、大丈夫ですっ。・・本番、やらせて下さい!」
    逆海老になった由依が言った。今度は悲鳴をあげずに何とか我慢しているようだ。
    大丈夫かね? 皆がそう思ったが、とりあえず撮影を開始する。
    「じゃ、本番っ。・・3、2、1、スタート!!」
    無惨に吊られた女子高生。
    犯人の男性がゆっくり歩んできて、手を伸ばして少女の顎に指を触れる。
    無言で男性をきっと睨みつける少女。
    「カット!! 駄目だよ~」
    由依は、両目をぎゅっと閉じて喘いでいた。
    「由依ちゃん!!」遥が由依の脇に寄って声を掛ける。
    「ハルカさん。・・すみません。これくらい、頑張らないと駄目なのに・・」
    由依の目から再び涙がこぼれた。
    撮影は小休止になり、スタッフが集合した。
    ・・
    「テレビも初めてだっていうし、あの子、難しいんじゃないか」
    「締め切りは9時だぜ。今から代役は間に合わないよ」
    「吊り方を変えようか」
    「後付けでプロデューサーの了解もらえるか?」
    「うーん・・」
    「あ、あの、提案があるんですけど」遥が右手を上げて言った。
    ・・
    由依は相変わらず吊られたままだった。
    もう2時間近く過ぎて身体に食い込むハーネスが痛い。
    短いスカートがまくれ気味なので裾を直したいのだけれど、手足を縛られているのでそれだけのこともできない。
    こうして吊られた自分はモノの扱いなんだと実感する。
    心の中は不安でいっぱいだ。
    あたし、OKが出るまでいつまでも縛られてるんだろうか。そもそもOKなんて出してもらえるんだろうか。
    だいたい、あたしってどうしてこんなに泣き虫なんだろう。
    期待されている演技ができない自分が情けない。どんな役だって受けるって決めたのに。
    気持ちがいっそう落ち込む。
    目の前ではスタッフが集まってずいぶん長く打ち合わせ中だ。
    もしかして別の人に交代させられるのだろうか。
    ・・あれ?
    スタッフが動き始めていた。
    天井から新しいロープを下ろしている。
    遥が上着のジャケットを脱いで、Tシャツとジーンズだけの姿になった。
    そのまま両手を背中で組んだ遥を榊が縄で縛り始めた。
    え、ハルカさん?
    遥はみるみる縛られて行く。由依が縛られたときとは比較にならないスピードだった。
    あっと言う間に遥は全身を縛られて、そのままロープに吊り下げられた。
    スタッフが3人がかりでロープを引くと、遥は跳ね上がるように上昇した。
    遥はしばらく空中で振り子のように揺れていたが、スタッフが押さえて由依の方に顔を向けさせた、
    よく見ると遥の受けた緊縛は由依と同じだった。
    由依のようにハーネスを装着していないので、逆海老に吊られた小柄な身体がいっそうコンパクトになったように見えた。
    「やっほ。由依ちゃん、OKが出るまで私も付き合うわ」遥は眼鏡の中の片目をウインクしながら由依に笑いかけた。
    「ハルカさん!」
    「くぅっ。さすがにきついね~」自分を縛る縄を見上げて、眉をひそめてみせる。
    「ど、どうして・・?」
    「だって、ここの現場、由依ちゃん以外に女は私だけでしょ。こういうときはね、女同士団結して頑張るべきだと思わない?」
    「そ、そんな無茶ですっ。ハルカさんベルトだってつけてないのにっ」
    「大丈夫、耐えてみせるから。これでも私、根性だけは誰にも負けないのよ。可愛さでは由依ちゃんに全然かなわないけどねっ」
    あぁっ。
    由依は胸があふれてまた涙がこぼれそうな気がした。・・でも、でも、ここで泣いちゃ駄目なんだ。
    「あ、あたしだって、根性じゃ、負けませんからっ。一発でOK出して見せますからっ」
    「よし、じゃ、一緒に頑張ろ。負けるなっ、新人!!」
    「はい!!」
    ライトが点灯して由依を明るく照らし出した。
    ワイヤが下がり、由依の身体が遥に負けないほどに逆海老になった。
    「じゃ、テイク2。行くよっ」
    「はいっ。よろしくお願いします!」
    「3、2、1、スタート!!」

    吊りシーン完成映像

    ・・
    午前8時前。
    遥が帰ってくると、裕巳は出かける準備をしているところだった。
    「ごめんね。朝帰りで」
    「いいよ。ちょうど僕が食事当番だったし。・・寝てないの?」
    「うん。完徹だよぉ。む、ふ、ふ、ふ」
    「ハイだねぇ」
    「ね、聞いて聞いて。私、久しぶりにM女しちゃったっ」
    「遥、縛られたの?」
    「うん! 写真見る?」
    遥はケータイのカメラで撮ってもらった写真を裕巳に見せる。
    そこには、逆海老で吊られながら笑っている遥が写っていた。
    「ねえ、これ、すごい厳しい緊縛に見えるけど」
    「うん。きっついよぉ」
    「それなのに、遥は何で笑ってるの?」
    「これはね、一緒に吊られてた女の子の手前、しんどい顔をする訳にはいかなかったの」
    遥は由依の緊縛撮影の顛末を説明した。
    「そうか。女縄師も大変なんだ」
    「分かってくれた? 顔で笑って心で泣いてるんだから」
    「ねぇ、前から聞こうと思ってたんだけど」
    「何?」
    「遥ってSなの? Mなの?」
    「・・うーん」
    「?」
    「私はね、生きとし生ける可愛い女の子の緊縛を愛するの。もちろん、可愛い女の子の中には私自身も含まれるんだけどね!」
    「はぁ?」
    「きゃはは。じゃ、悪いけど、シャワー浴びて寝るー」
    「了解」
    「それからね、今夜は仕事なくてゆっくりできるから、・・その、えっと」
    「何?」
    遥の顔が急に赤くなったようだった。
    「可愛がってほしいな、その、裕己のペニスで」
    「な・・」
    「ごめんなさい! やっぱり私まだそういう言い方無理。今の忘れて!」
    遥はそう言って浴室に駆け込んでいった。
    ・・
    浴室から聞こえていた遥の鼻歌が突然途絶え、替わりに大きな悲鳴がした。
    「きゃぁ~!!」
    「どうしたっ」
    遥が飛び出してきて裕巳に抱きついた。
    「ゴ、ゴキ、ゴキ・・」
    胸に巻いたバスタオルがはらりと床に落ちるのはお約束である。
    「よおし、わかった!」
    裕巳は新聞紙を丸めると、浴室に向かった。
    「うえ上から降ってきたぁ。肩かた肩の上歩かれたよぉ~。・・び、びぇ~ん!!」
    遥の情けない声を背中に聞きながら、裕巳はどうやら今日も遅刻かな、と考えていた。



    ~登場人物紹介~
    高院遥: 20才。訪問緊縛をしている女性縄師。ゴキブリが苦手。
    木場裕巳: 28才。国立大学工学部技官。ただいま遥と同棲中。
    磯川敦子: 27才。自縛オナニーを愛好するM女。
    榊悠然: 35才。縄師。遥の緊縛の師匠。
    佐竹由依: 17才。テレビの再現ビデオに出演する無名タレント少女。

    遥さんのお仕事の情景です。
    いささかハードな24時間になったようです。
    敦子さんと由依ちゃんの二人分、それぞれ濃ゆいお仕事をしたので、本話のボリュームも通常の倍になってしまいました。
    お読みの皆様にも2倍楽しんでいただけたらいいのですが、如何でしたでしょうか。

    今回は2ちゃんねるの二つのスレッドから題材を借りています。
    一つ目は自分を壊すオナニー。そしてもう一つはワイヤーアクションによる宙吊りです。
    どちらも初めて読んだときから大いに興奮させられたネタで、私の脳内で妄想が溢れかえりました。
    私自信に経験がある訳ではありませんので、もしかしたら都合のよすぎる解釈や現実には無理なことも書いているかもしれません。
    この辺りは作者のファンタジーということでお許し下さい。

    ワイヤで吊られた由依ちゃんのイラストは、あれこれ想像しながら描きました。
    ワイヤは腰の左右に2本掛けとしましたが、これだとハーネスは両足の間と腰の回りに装着するようです。こんなに短いスカートだと、多分、パンツの代わりにハーネスが見えてしまうでしょうね。
    ワイヤは背中の上の方に1本だけとする例もあって、その場合は胸部からウエストにかけてハーネスを着用することになるようです。女性のウエストのくびれに締め込んだハーネスはそれだけで体重を支えられるだろうか、などと考えるとまったく興味はつきません。
    こんなことばかり考えて由依ちゃんのイラストを描いていたら、敦子さんのイラストは描く時間がなくなってしまいました^^)。

    なお、ワイヤーアクションのスレッドはPINKちゃんねる系の板ではありません。
    このような成人向けのサイトでネタにされるのはスレッドの意図ではないと思いますので、他所への紹介などされる際にはご留意お願いします。

    さて、次回の Sisters は絢ちゃん主人公のお話です。
    ありがとうございました。




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